自動車の運転を再開するにあたり、都道府県の公安委員会にて適性相談を受け、公安委員会により運転再開の可否が判定されます。
その可否判断の要素のひとつに、医師による診断書が含まれます。脳卒中や脳外傷などにより脳損傷を生じると、手足の麻痺のほかに注意障害、記銘力障害などの高次脳機能障害、視野欠損などを生じることがあります。また、痙攣発作の危険性もあります。
そのため当院に一人で受診できる身体機能および認知機能がある方を対象としております。
医師は診断書記載に当たり、麻痺や高次脳機能評価、ドライビングシミュレータによる運転能力評価などにより、総合的に運転再開について判断いたします。
リハビリスタッフによる評価開始から終了まで1~2ヶ月程度要することをご理解下さい。各評価実施のため、数回来院していただく必要があります。
また、当院にて評価の結果、運転再開可能であるとういう判断にならない場合もありますので、ご了承の程お願いいたします。
新規の方は、評価結果の内容について紹介頂いたかかりつけの医療機関に報告し、かかりつけの医療機関で診断書の記載をお願いしております。当院で診断書の記載までは行っていませんので、合わせてご理解下さい。
また脳損傷の状況によっては、病気や外傷後少なくとも3ヶ月以上経過してから判断する場合があります。 上記の内容をご理解頂き、当院では脳損傷者の自動車運転再開を支援させていただきます。
当院としては、下記の場合は運転再開が困難と考えております。
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