先輩メッセージ

H20年に入職しましたが、出産や子育てがあり、一度退職をしました。そろそろ、仕事を再開しようかと考えていたときに、当時の科長より、声をかけていただき、慣れ親しんだ環境で、これまでの経験をいかし、チーム医療に貢献したいと思い選びました。

朝ミーティングを行い、始業となります。午前中は、主に入院・外来の調剤業務（内服・注射）、新入院患者さんの面談や持参薬鑑別を行います。午後は、病棟業務が中心です。服薬指導や、各病棟の配薬カートへ薬のセット、NST・褥瘡などの回診、病棟カンファレンスの参加などを行っています。多忙ではありますが、職員同士、声をかけあって協力できる雰囲気です。

玄関ホールをはじめ病室や廊下など、広さもあり、天井も高く、ゆったりとした空間が確保されています。また2016年4月から365日リハ訓練を行っているため、積極的な訓練を行うことで、早期の社会復帰や家庭復帰が目指せる病院です。各部門が、良質な医療を提供できるよう、志高く、働いています。

夜間頻尿で悩んでいた入院患者さんに薬物治療が始まり、日にちが経過してからお話を聞きにお伺いしたところ、「とてもよく効いていて夜間のトイレが減ったよ、もっと早く薬を飲めばよかった」と嬉しそうに話してくれたことです。医師が出した処方箋に基づいて、薬を調剤し、患者さんへお渡しし、その後、効果や副作用の確認をする薬剤師としての責任を担えたこと、さらに患者さんの笑顔が見られて印象深いエピソードでした。

当院は、急性期治療から、次の段階の社会復帰、家庭復帰に向かう患者さんへ医療を提供する病院です。医療と生活の両面を支援するために、医師・看護師・セラピスト・薬剤師・栄養士・放射線技師・臨床検査技師・MSWなど多職種で連携しています。とてもやりがいのある職場です。薬剤科は少人数ではありますが、協力し合うことで、働きやすい環境が整っています。